次男は発達障害と診断され、特別支援級に通っています。
知的障害の範囲には入らないので、療育手帳は取得していませんが、精神障害者保健福祉手帳を取得している状況です。
最近では、一般の子供のように様々なおもちゃなどを遊びます。
そんな次男のYoutubeとの付き合い方を少しご紹介。
この記事は動画の内容をコントロールするお話です。
Youtube自体の時間を少なくしようと努力したお話は記事を追加しましたので以下をご覧ください。
子供はYoutubeが大好き！
きっと、多くの親御さんが同じ悩みを持っていると思いますが、うちの次男（長男も）はYoutubeが大好き！
勉強や食事もYoutubeを見るためにため息を付きながら渋々やることもしょっちゅうです。
自分で検索するようなことはまだしませんが、おすすめに出てくる動画をクリックしながら楽しんでいます。
教育上良くないぞ！そのコンテンツは！！
ある日、次男がゲラゲラ大笑いしてYoutubeをみているので、何を見ているのかと一緒に見てみると、なんと「Grand Theft Auto V」（以後、GTA）をMOD（と呼ばれる改造プログラム。PCゲームはこういう改造プログラムをユーザさんが作って公開することが多いです。）で改造し、街中を新幹線が爆走する・・・という動画でした。
今のゲームの表現力を侮るなかれ。小さい画面で見るとまるで実写のように見えます。確かに、バカバカしいけど子供は好きそうな動画でした。
新幹線がなぜかレールを外れ一般道を走っている。当然車が走っているので衝突、車が吹き飛ばされていく。
レールの上に大量のバスを配置、そのバスが吹き飛ばされる。
こどもの遊びでおもちゃでこういうのよくやるとおもいますが、壊すにもそれを作った人がいることを体験的に知るのはきっと重要な事なのだと思います。
しかし、動画でそれを見ているだけでは作る部分抜き。
ただでさえ、他人の気持ちを理解するのが苦手な次男。これは良くないと感じました。
さらに、この動画を投稿しているYoutuberさんの言葉がひどい。
大人が観るにはいいのですが、小学生、しかも自閉スペクトラムの子供にとっては良くない言葉だと感じました。
とはいえ、Youtubeを取り上げるのは簡単ですが、せっかくの世間との窓。
閉ざしてしまうことはやりたくないと思いました。
教育上、良くないコンテンツを排除
そこで、この動画を見られないようにするにはどうすればいいか？と考えてみたところ、意外と簡単な方法で実現できました。
おすすめから除外する
Youtubeは御存知の通り、Googleアカウントに関連付けられて管理される。
次男が使うYoutubeのアプリはすべて私のアカウントでログインするようにしている。
つまり、私へのおすすめ動画に教育上悪いコンテンツが含まれていたのだ。
GTAのMODなんてみてないんだけどなぁ。
そこで、アプリ上で問題動画を見つけたら
「このチャンネルをおすすめに表示しない」を選択する
たったこれだけ。
結構たくさんのおすすめが出ていたが、GTAがらみのものをすべて除外設定することで、次男のYoutubeからは問題動画は激減しました。
この作戦は割と使えるのではないかと思います。
積極的なYoutuberさんはだいたい自分のチャンネルを持っていて、きちんと管理している人などは、言動の内容などもチャンネルごとに色分けしたりしているので、おすすめに出てこなければ小さい子供は自然と見なくなっていくだろうと思います。
余談ですが、子供にスマホやタブレットを渡すときには、アカウント管理は親で行うべきでしょう。
プライバシーや自主性が…をスマホやタブレットでほしいなんてことは自分で金稼いでからやればいいと思います。
親も介入度合いはわきまえないと自主性が育たないという考えもあるかと思いますが。
効果
問題動画が表示されなくなったので、それ以来こういったコンテンツを見ることはなくなりました。
代わりの動画は溢れているので、過激ではない年齢相応のコンテンツを楽しんでいるようです。
視聴時間が長すぎると感じるので、それはそれで別の対策が必要でしたが、それはまた別に。
その後
上記のように対処したのだが、どうやら穴はあるようで、Amazon Fire StickでYoutubeを見させていたところ、またもやGTAの動画が表示されていました。
しかも、どうやらAmazon Fire StickのYoutubeアプリには上記の削除機能は搭載されていないようで、残念ながら次男の視界から抹消することはできませんでしたが、大きな画面で一人でこっそりとはできず、「見るな」と言っておいたら見ないようになってくれました。
なんて素直な次男。
でも、きっともう少し大きくなったら検索したりして見ちゃうんだろうなぁ。その時はまた手を考えなくては。
