RISU体験 その1 ~類似サービス比較と、まずは開封!

勉強する男子 RISU
この記事は約9分で読めます。

我が家の次男は知的障害のない自閉スペクトラム症の診断を受けており、特別支援級に通っています。
普段は「チャレンジタッチ」で勉強しておりますが、今回お話をいただき体験する事ができましたので、レポートします。

今回は、到着~初期設定までをご紹介します。

本記事での重要なポイントは他の教材との比較であろうかと思いますので、お時間のない方は「利用料金・他のサービスとの比較」をご覧になって、次の体験編をご覧になっていただければと思います。
※公開直後にご覧の方は乞うご期待で。

一応、以下の予定ですが、無事に完了できるでしょうか?

  1. 類似サービス比較と、開封(本ページです)
  2. 診断テストの実施
  3. 体験

利用料金・他のサービスとの比較

利用料金について

利用料金は、基本料と利用料の2つがあります。
携帯電話の料金をイメージしてもらえるとわかりやすいかと思います。

基本料金

この料金で、タブレットと搭載されている基本ソフトが利用可能です。
本契約後は解約後もタブレットは返却不要で開放された問題まではそのまま利用できるようです。

ホームページでの説明では月あたりで¥2,480との表記でしたが、基本料金は年払いになりますので、ここでは12倍の金額を表記します。

基本料(年額)¥29,760
基本料金

利用料金

利用料金は従量制になっていて、携帯で言えば通話料に相当する部分です。
累計クリアステージ数÷利用月数で算出されるので、進度の速いお子さんは月額費用が上昇する傾向になりますが、その分早く全体を終了することになります。

他の教材と違い、進行速度にブレーキがかからないので、短期間で全て終了してしまうお子さんもいるためこの価格なのでしょう。

利用料の算出例
1ステージ未満/月クリア:ゆっくり学習…¥0
1.2ステージ/月クリア:少し速いペース…¥980
1.7~2ステージ未満/月:学校の1.3~1.5倍速…
(利用者の平均速度)
¥2,980
2.5ステージ/月クリア:学校の1.9倍速…¥5,480
3ステージ以上/月:学校の2.3倍速…¥8,980
(上限金額)
RISUの利用料

他のサービスとの比較

類似するサービスには次男も愛用中の「チャレンジタッチ」や放課後デイで利用している「天神」等があるようです。

それぞれの特徴と料金を比較してみます。

RISUチャレンジタッチ天神
対応する学年年中~小学校6年生小学1年生~小学6年生
※幼児、中学、高校のコースあり
小学1年生~小学6年生
※幼児、中学、高校のコースあり
費用上記表
※学習進度により可変
全科目セット
1・2年生¥35,760
3年生¥49,020
4年生¥58,500
5年生¥66,300
6年生¥70,260
※一括払い時
要資料請求
確認後、掲載
総額¥327,600
※1.2倍速(5年間終了)で試算
¥315,600
※上記金額の合計
要資料請求
兄弟利用別ライセンス必要
※割引あり
別契約必要
※入会時、紹介特典あり
複数利用可能
特徴学習進度に合わせて制限なく先にすすめる。毎月、教材をダウンロードして展開される。
ペースは月単位でのコントロール。
1年分をまとめて準備するため、その学年の範囲で自分のペースで先行可能。
狙い算数に特化して理系教科の基礎を骨太にとことん強化する。国語、算数、社会、理科に対応
毎月の学校の授業を先行体験することにより、授業への対応力を養う。
国語、算数、社会、理科、生活に対応
授業を基本としながら、ある程度先行して学習したり、復習を自己学習する。
塾を電子化したイメージ。
デバイス専用タブレット
※ネット環境必要
専用タブレット
※ネット環境必要
PC
※ネット環境不要
その他東大生などのトップチューターによる個別フォロー・動画レッスン
キャラクター「コラショ」による学習教材
定期的な通信添削
電子書籍など
ベテラン講師陣による学習ビデオがオプションであり。
RISU、チャレンジタッチ、天神の比較

それぞれ、狙うポイントが異なっている教材なので意外とそれぞれ特徴がありました。
いずれの教材も大抵の塾に通うよりも低価格なのではないかと思います。

次男の通うデイでは「天神」と提供して月額で提供するサービスを始めるようです。
金額を計算しましたが、小学校6年間総額は他のサービスとほぼ同じ水準で受講できるようです。

どのようなお子さんに向いているか?

RISUについては算数特化なので、満遍なくたくさんの教科を学ぶことはできません。
しかし、高い学習目標を持つお子さんが自分のペースで学ぶ際に他の教材(塾含め)と組み合わせて利用するとよい気がします。

到着後、開封!

連休前のタイミングで申し込みしていましたが、外出などが重なり4日ほど不在通知が入り続けていました(○マトさん、すいません)…

無事に受け取り後、まずは付属品等の確認を行います。

前述の通り、次男は既に「チャレンジタッチ」を受講中です。
「チャレンジタッチ」との比較も記載してみたいと思います。

付属品

早速、開封してみました。

RISUタブレットと付属品
RISUと付属品
  1. 本体
    iPadと同じくらいの大きさです
  2. USBケーブル(Micro A、長短それぞれ1本ずつ付属)
    充電で利用します。
    長いものと短いものがありますので、充電コンセントの場所によって使い分けできるのはありがたいです。
  3. スタイラス(赤、青それぞれ1本ずつ付属)
    先端が導電繊維で覆われているタイプです。
  4. 取扱説明書
    B4見開きくらいのサイズです。
    基本的な設定について記載されております。
    操作は少ないので初期設定で詰まることはないと思います。
  5. まるわかりガイド
    RISUの会員特典などについて書かれています。
  6. 理系が得意な子の育て方
    代表取締役の方の著書の抜粋です。
    算数・理系教科の重要性について説明があります。

RISU端末の特徴

開封しましたので、早速端末をチェックしてみます。

端子類

起動した際に表示されるのですぐに分かりますが、AndroidOSを利用しています。
ただし、Google Playなどのアプリは導入されておりませんので、あとから色々アプリを追加するなどはできません。

端末の目的から言っても、これは当然だと思います。
「チャレンジタッチ」でも同様です。

端子類はごくシンプルなものとなっております。

  • 電源端子(Micro USB A)
    保証対象外となりますが、おそらくUSB規格に準拠したケーブルとコネクタなので、汎用品の利用も可能でしょう。
    お出かけなどでも比較的利用しやすいのではないかと思います。
  • MicroSD
    カードを利用してできることは不明ですが、外部メモリをもたせることで拡張性を担保しています。
  • 音声ボリューム
    下部にある、ステレオスピーカ(?)の音声ボリュームを設定できます。
    「ちゃれんじたっち」と比べると、正解や不正解の際のブザー音が小さめなので、感覚過敏の次男には負担が少ないのかな?という気はします。(でも、ビクビクして耳を押さえながら、「回答」ボタンを押していますが…)
  • 電源ボタン
    これがちょっと困ったかもしれません。
    電源をOFF(スリープ)させて、充電するとONになる仕様のようで、蓋を締めて電源ケーブルを接続して充電すると、蓋がしまったまま画面がONになっており、充電器や本体が暖かくなっていました。
    蓋の開閉を検出するのはオーバースペックだと思いますが、電源ケーブルを接続した時の挙動はデフォルトでも画面ONにしない様になっていると良いかなと思いました。

画面

解像度などは公開されていませんが、そこまで高解像度ではありません。

この辺は、画面の美しさを追求するよりもコストやバッテリー持ちなどを優先したデザインになっているかと思います。
必要以上のスペックはこの手の端末には不要ですので、良いと思います。

セットアップ

一応、IT系なのでWIFIのセットアップは難なく終了できました。
いや、IT系じゃなくてもスマホでWIFI設定できた人は容易にセットアップできると思います。

WIFIの周波数は2.4GHzと5GHzの両方に対応しています。
最近の機器では対応している物が多いですが、電子レンジなどの影響を受けにくい5GHzに対応しているのは、良い点かと思います。

我が家では光回線を使用したインターネット接続を行っており、実行速度で60~100Mbpsくらい。
Wifiの接続が完了すると、数分間程問題等のダウンロードを行ってセットアップ完了です。

申込時に子供のニックネームを記載してありましたが、既に登録された状態で送付されてきましたので、ネットワーク接続だけで始められるのは楽で良いと思います。

使い勝手など、第一印象で

なお、これは子供ではなく「私」の「機器」への印象となります。
内容については次回以後で。

良い点

  1. 静電タッチパネルなので、タッチの反応は良さそう
    「チャレンジタッチ」は感圧式のスタイラスを使用しているので、静電タッチのほうが滑るような感触で操作できるのでは?と思いました。
    しかし、後述しますが付属のタッチペンとの相性はもう少し。改善余地ありな点でした。
  2. デバイスのデザインがスタイリッシュ
    いかにも、「子供」な雰囲気をまとう「チャレンジタッチ」と対象的なスタイリッシュな見かけ。
    低学年受けはよくなさそうですが、3年生以上になれば、こちらの方が好みのお子さんが多いのではないかなと思います。

もう少しな点

  1. スタイラスは導電繊維を先端に取り付けたタイプ
    「チャレンジタッチ」では先端が尖っている感圧式を利用しています。
    時代遅れに思われがちな感圧式ですが、静電式と比べて精度高くポイントの指定が可能です。
    アプリの特性にもよるかと思いますが、選択肢を選ぶRisuと漢字の書き取りまでをサポートする「チャレンジタッチ」の違いかなと思います。
    「チャレンジタッチ」と同じことを静電式でやろうとすると、Apple PencilやSurfacePenのような高額なデバイスが必要になるので、この辺はそれぞれで適切な選択をしているかと。
    ただし、RISUを使わせてみたところ、タッチの感度が少し悪い事があり、何度かタッチを繰り返す場面がありました。
    この辺はハードなのか、スタイラスなのかはわかりませんが、調整の余地のある部分かなと思います。
RISUペン先
字や絵を書くには向いていませんが、タッチには十分です。
  1. キャラ押しじゃないので、子供は受け入れるかな?
    我が家の次男は、小学2年生とはいえ、まだまだ甘えん坊。コラショが大好きです。
    そのため、RISUの学習ドリル的なシンプルな画面は馴染んでくれるかな?と思いましたが、ここは学校でもドリルなどをやっているので、それ程心配なく馴染んでくれているようでした。

お申し込みはこちらから

下記のページにて、通常は一括申込のみとのことですが、1週間の体験利用が可能です。
お申し込みクーポンコード「ine07a」をご記入の上お申し込みください。

※入会せず体験のみで返却の場合、タブレットの返却と同時に¥1,980が必要となります。
 タブレットは大切にご利用ください。

小学生のお子様向けはこちら

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