絵日記を書く事は、非常にいいトレーニングになっている

色鉛筆の写真 子供と付き合うコツ
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次男は、知能検査での基準を満たさないので療育手帳は発行されていませんが、精神障害者保健福祉手帳を発行してもらい、特別支援級に通学しています。
そんな次男が、非常に成長したと思えることがあったので、書いてみたいと思います。

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学校の先生の指導で

コロナ影響での休学期間が終わり、新しい先生が担任になって数週間。
ある日次男がプリントのようなものを持って帰ってきました。

見てみると、下半分に文字が書かれており、上半分には絵のようなものが書いてある。

これは絵日記だ。

裏には、今日の時間割、給食のメニューや帰りに家の人が迎えに来るか。などが書かれていました。
おそらく、裏面は朝始業前に書き、絵日記面は一日の最後に書いているのではないかと思われます。

予定を先に確認することは自閉スペクトラムの子供にとっては一日の見通しがつきやすく、安心感に繋がると言われています。
そして、一日を振り返って書き出す事は、脳にも精神衛生的にも良いことだとなにかの本で読んだことがあります。

なるほど、これは毎日やってくれていると学校での過ごし方もわかるし、1石3鳥という素晴らしいアイデアだと思いました。
2年生に進級したためか、先生が変わったためなのかはわかりませんが、素晴らしいことです。

そして、みるみる成長する次男

そして、数週間経ちました。

毎日繰り返しているものを見ていると、明らかに絵の表現力が上がり、文字での表現も豊かになっているのがわかります。

次男が「トレイン・ギドラン」(PSO2に出てくる敵キャラ)と戦ったという事を絵日記に書いたときには、先生は(当然だが)知らないキャラクターだったので、「ドラゴンクエスト」の間違いと勘違いして指摘があったので、そういうキャラクターが居ることを伝えてみました。

その後も自信をつけたのか、絵も文章もメキメキと上手になり最初はぐしゃぐしゃした線や色の塊だった絵が、今では人とわかる絵を描くようになり、漢字混じりの文章を書くようになりました。

最初のとっかかりは相当大変だったのではないかと思います。
先生には感謝しかありません。

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絵と字がかける子供には、超おすすめしたい

インプットしたものを新鮮なうちにアウトプットするのは、大人でもやると良い習慣といえます。
(私は、数日に1回くらいしか、残せていませんが…)

さらに、絵も描くため表現のトレーニングとしては非常に効果的な指導ではないかと思えますので、絵と字が書ける子には是非オススメしたいと思います。

夏休みも、毎日継続!

夏休みに入るとき、妻が先生に「何枚書きますか?」と聞かれたそうです。
「毎日書くので、日数分ください!」と言ったとのこと。ナイス!

先日は、先生がお休みしたらしく、「先生は明日はちゃんと来てください」なんて書いていました。
いつもは「楽しかったです」で終わるのが恒例だったが、変化球を出してくるようにもなり、見える形で成長してくれるのは親としては非常に楽しみだと思います。

この記事の秘訣!

  • 絵日記は、今日一日のふりかえり、文章と絵の練習ができるかなり強力なツールだった!
  • さらに一日の予定を書き出すことで見通しが立ち、安心して過ごせる!
  • さらにさらに学校での様子を親が知ることもできてしまう
  • そして、成長も目で見える形で実感できる

という一石二鳥どころか、四鳥というすごい効果がある!

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