我が家の長男は、重度の知的障害を抱えており、特別支援校に通っている小学校6年生。
次男は知的障害はないものの、発達障害を抱えており、特別支援級に通っている小学校2年生です。
そんな二人と共に出かけた場所を紹介していきます。
おすすめポイント
- 朝霞市の歴史を学ぶことができる
- 静かで施設がきれい
- 大人にはいい場所だが、子供達にはちょっと大人過ぎたかも
施設など、見どころ
朝霞市の産業や暮らしを通して歴史を振り返るための博物館です。
静かな場所にあり、施設は清潔で展示は興味深いものがあります。
結婚直後に住んでいた市でもあり、思い出深い地域ですが、70年代まで伸銅(「しんどう」と読むとのこと。細い電線などを作る金属加工)が盛んに行われていた事は知りませんでした。
戦中・戦後の教科書の展示や、戦後~高度成長期のあたりまでの生活用具などの展示がありどちらかといえば、大人向けの施設かなという気がします。
トイレは清潔で安心して使えます。
入り口には朝霞市で育ったであろう、カブトムシが展示されていたり、魚や水生生物の展示がいくつかありました。
遊歩道が良いという情報があり、展示では様々な生物が見られそうでしたが、今回(20/8/13)は残念ながら閉鎖されていました。
実際に行ってみて
長男は展示の内容は全く理解できていないようで、伸銅などの紹介しているブース(ここがメイン)に行っても外に出たがるばかりでした。
大人はもう少し見たいのにな~と思うのだけど、なかなかそうはさせてくれず。
弥生時代の土器や近所にあるという古墳についても紹介されており、歴史に興味がある人なら楽しめるのでは?と思うのだが、子供と一緒だとゆっくり見られないかもしれません。
次男も、やはりピンときていない様子でしたが、展示の模型や大きい水車など、興味を引くものはあったようです。
展示の前にはタッチパネルで詳細な説明を聞かせてくれます。
今回は長男が落ち着かずゆっくりと見られませんでしたが、次男がもう少し大きくなってから来れば興味を持てるのかもしれません。
また、室内にある大型の水車の展示は一定時間ごとに動いてくれますが、その音が少し大きいのか(私は特に大きいとは思いませんでしたが)、次男は耳を押さえて小さくなってしまっていました。
子供によってはイヤーマフを持参してあげると落ち着いて見られるようになるかもしれません。
20/8/13
今回はコロナ影響のためか、遊歩道が閉鎖されていて水車を近くで見学することはできませんでした。
残念。
次男は遠くからでは水車の構造が理解できなかったようで、いまいちピンときていない様子でした。
親の楽しみ
展示自体が大人向けという気がします。
定期的に特別展を開いているので、その期間に来場するといつもと違った展示を楽しむことができます。
また、博物館外になりますが、周辺の家並みはまるで昭和の自分の小さかった頃の住宅地のようで懐かしい家並みが並びます。
野良猫が寝そべっていて、ニャーとないていたりとのどかだった子供の頃を思い出させてくれました。
今回は、長男がとにかく周囲を歩きたがったので一周してみましたが、これは意外と楽しいひとときでした。
季節が良ければ交通に気をつけて散策をするといいかもしれません。
また、すぐ近くに子供達の大好きな山田うどんがあり、お昼をそこで食べることができ子供達はごきげんでした。
(11時~から徐々に混む様子。それなりに繁盛店かもしれない。)
公式Webサイト
アクセス・地図
地図
公共交通機関
- 東武東上線朝霞台駅・JR武蔵野線北朝霞駅から徒歩15分
- 上記駅から市内循環バスあり。ただし、本数少ないので事前に時間を調べてから行ったほうが良いです。
クルマ
- 駐車場あり。台数は15台ほど
- 基本的にそれほど混み合う施設ではないと思うが、周辺に有料駐車場は見当たらなかった
開館時間・休館日
※最新の情報はWebサイトよりお調べください。
開館時間
- 午前9時~午後5時
休館日
- 毎週月曜日(祝日にあたるときは開館)
- 毎月第4金曜日(祝日にあたるときは開館)
- 祝日の翌日(土日祝日にあたるときは開館)
- 12月27日~1月4日
障害者手帳によるメリット
- 入場料、駐車場共に費用かからず、特に優遇はありません。
訪問履歴
- 2020/8/13