我が家の2人の子どもたちは、それぞれ重度の知的障害と知的障害を持たない自閉スペクトラム症の診断を受けています。
長男は特別支援校に通う小学校6年生、次男は特別支援級に通う小学校2年生です。
そんな子供達と外に出かけるとき、とってもお役立ちなスマートウォッチについてのお話です。
お出かけ時の困りごと
我が家の子供達はとにかく落ち着きがありません。
気がつくと、いつの間にかどこかに行ってしまっているし、長男に至っては同行した親戚などと一緒に歩くことさえ拒否し、私1人が長男と公園をウロウロしていることもあります。
さらに、男子2人なのでトイレの付き合いなどは私1人のしごととなります。
外出は、子供や妻には息抜きにはなりますが、私自身はトイレにもゆっくり行かれない時間になってしまっていました。
さらに妻も
更に我が家の場合、妻が気まぐれで行方不明になる事があります。
子供をトイレから出して周囲を見渡すと、さっきまでそこにいた妻がいない。
「うぉぉ、お前もか~」と思いながら、妻の行きそうなショップをウロウロと探し回ることになります。
事前に欲しい物などを会話から聞いているので、当たりをつけて発見するわけです。
正直、コレは辛い。
子供2人、スマホをさっと取り出して電話しているなんて油断はできません。
外は危険がいっぱいなのです。
そんな時の秘密兵器、スマートウォッチ!
私はかつて、「スマートウォッチ?それ意味あるの?」派でした。
スマホの劣化版が役に立つことはないという考えだったのです。
そんな私が実際に使ってみて子育てでは必須だと感じた機能を紹介します。
なお、私はiPhoneを利用していますので、ここで紹介している機能はApple Watchの機能ですが、あまり尖った使い方はしていないので、多くのスマートウォッチで利用できる機能かなと思います。
ハンズフリー通話
冒頭の様な状況で、妻と連絡を取るには電話が良いです(LINEなど文字の連絡は画面見ている時間が多過ぎで使えません。)。
そこで、音声認識で電話をかけられる様にしています。
Apple WatchにはSiriという音声認識機能が内蔵されてますが、設定で画面を傾けると使える様にしておきます。
すると、さっと画面を見て
「〇〇(妻の名前)にFaceTime通話で電話」
と言えば通話無料のFaceTimeで電話してくれます。
※お互いがiPhoneの場合だけ使えます。
Apple WatchではLINE通話が使えないなのでFaceTimeで代用しているのでこうなってます。
後は、妻が出てくれればハンズフリーで通話ができます。
これのおかげでかなり家族だけで出かける買い物のストレスは軽減されました。
また、逆に電話がかかってきた時も受け取れるので相手もストレスフリーです。
ハンズフリー電卓
私は時々料理をします。
パンを焼いたり、揚げ物したりと主に私が食べたいもの(大抵子供も好き)を作ります。
そんな空き時間は妻と子供が遊ぶ時間に充てていますので、基本ワンオペで全てこなすことになります。
そして、パンの生地を12等分するなんていうのが出てきた時、私はうまく切れないので重量で等分することにしています。
生地は綺麗な数字になることはまず無く、電卓を使いたい時があります。
そんな時、
584÷12は?
とおもむろに時計に聞きます。
すると、
48.6です
と教えてくれるのです。
これで、電卓を粉まみれにしないで済みます。
ハンズフリータイマー
また、地味にハンズフリータイマーも便利です。
要領は同じで、時計に向かって
「タイマー3分」と言うだけです。
3分後に振動と音で知らせてくれます。
両手が粉まみれでタイマー操作ができるので便利!
雨雲アラート
これはYahoo!天気という今いる地域に雨雲が近づくとアラームを鳴らしてくれるアプリがあります。
ぼーっと生きている私はスマホの通知に意識を向けることはほぼ無く、さらに常にマナーモードなのでスマホ単体ではほぼ役に立たないのですが、スマートウォッチをつけるようになってからは、このアラートに気がつける様になりました。
おかげで妻が出かけている間に雨が降ってきて洗濯物が濡れたというトラブルはほぼなくなってくれました。
他にも
私は運動量の測定などを他の機器でもともとやっていましたが、その機能も内蔵しているので健康管理にも使っています。
少し高いですがオススメです
機器によって使えない機能もあるかも知れませんが、Apple Watchや Android Wear なら、同じ様なことができるかと思います。
少し高額なガジェットですが、手のかかるお子さんの親御さんには是非お勧めです!
iPhone派の方はApple Watchが安定でしょう。
Apple Watchなら、一番安いSeries 3(¥19,800~)でも上に書いたことはできますが、予算あれば最近追加になったSE(¥29,800~)の方が長く使えるでしょう。
もちろん、予算が許せば上位機種のSeries 6(¥42,800~)が機能は最高です。
Android派の方はAndroid Wear が良いかと思います。
ただ、機種が多いので機能差があり、ハンズフリーはできない機種もあります。
ハンズフリー可能な機種の一例として、こんな機種を紹介しておきます。
Android Wearは他にもいろいろあるので、選ぶ楽しみもありますね。
今日の秘訣!
- ハンズフリーは、ストレスフリー
- 運動量を把握すれば運動不足解消の手助けに
- お父さんの、慣れない家事のお手伝いに