RISU体験 その3 ~体験

勉強する男子 RISU
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我が家の次男は自閉スペクトラムの診断を受け、特別支援級に通う小学校2年生です。

今回、タブレットを借用する機会を得たので、我が家の次男に体験してもらうことにしました。
なお、次男は既に「チャレンジタッチ」を受講していて、タブレットには慣れておりスマホも自分でYotubeなどを勝手に見たりする程度の事はできる状態です。

前回は、セットアップ後の診断テストを実施しました。
今回は、いよいよRISUの体験開始です。

以下のように進める予定です。
執筆時点では体験はできていません。つまり、本記事の状況が今現在ということになります。

  1. 類似サービス比較と、開封(料金などもこちらで記載です)
  2. 診断テストの受験
  3. 体験(本ページです)
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やっと始められた!

次男は、通常の日は療育やピアノに通っており、なかなか時間が取れず、とうとう1週間が経過してしまいました。

途中、1週間やってないよ~的なメールが送付され、定期的に進行状況を親にも知らせてくれます。
本日体験を進めた後、気がついたのですが本日の進行についてもメールが送付されます。

そして、そのメールにはその問題の解き方を解説したビデオへのリンクが組み込まれています。
このような手厚いフォローは良いと思います。
しかし、我が家の次男のような特性を持っている子供はビデオだけでは理解することが難しい可能性もありますので、このビデオを見ながら子供と一緒に勉強するのが良いと思います。

なお、勝手な意見ですが、ここまでいい感じに作り込んでいるので、親側が利用する管理アプリなんかもあっていいのでは?という気もします。

時間がなく、なかなかできなかった

上記のように意外と多忙な次男は、本日(土曜日)の療育を済ませ、やはりこちらもなかなかやる時間のない「チャレンジタッチ」を完了した後、RISUにチャレンジしてみました。

すごろく状のマップをすすめる

RISUのコースは、たくさんのマス目があるすごろくのようなマップを問題を一つ一つクリアしながら先に進む事になります。
前回受けた診断テストにより、既に理解している部分はクリア済になっていますので、体験はその続きという事になります。

すごろくの例

重複してかったるい部分をスキップできるのはいかにも現代的ですが、その進度をきちんと診断して決定してくれるのはよいと思いました。

RISUの画面
画面には、情報がわかりやすく配置されている。

適切な「やりなおし」を自分のペースでできる

これは、その子の状況が今の学年よりも前の学年で理解が止まってしまっている場合、適切な場所からやり直しができるという事を示しています。
子供の気持ちを考えれば、学習塾で自分よりも小さい学年の問題を解く(解かされる)のは、苦痛以外の何物でもないと思います。
また、ドリルを使った自宅学習などでは、親のスキルがかなり無いと「どうしてできないのか?」のような会話になってしまい、子供の気持ちを傷つけてしまう恐れがあると思います。

その意味では、このような教材は苦手なお子さんにこそ向いているのかもしれません。

そして、スタート!

前置きが長くなりましたが、やっとスタートです。

次男のチョイスした学習コースは「ステージ9B:大きなかずをしろう!」というものです。

内容は、千の位までの数を桁ごとに分解して答えたり、数直線を読むなどの基礎的なものですが、RISUのいいところは、一つ一つの単元が2~6問程度の少ない問題数であり、小さい単位でクリア感が得られる点かなと思いました。

最初の動画やチュートリアルのスライドなどでは勉強感があり警戒していた次男でしたが、徐々に100点満点の表示を見ると「イェーイ!」と喜び始めています。

体験してみて

途中の問題をクリアすると「かぎ」をゲットすることができました。
この「かぎ」は3つ揃えると「スペシャルもんだい」にチャレンジすることができるようになります。

これには次男も興味を示していましたが、11単元をクリアしたところで、疲れてしまったので本日の体験はこれで終了としました。

あと残り14単元!
果たして次男は「スペシャル問題」に挑戦することはできるのか!?
そして、このステージをクリアすることができるのか?

スペシャル問題

良かった点

RISUでは、1つの単元をクリアするとがんばりポイントを10ポイントをゲットすることができます。

このポイントは、ちゃんと景品と交換できるようになっており、なんとiPhone8を250,000ポイントで交換可能です。
小学生くらいの頃、100円のお駄賃をためてゲームがほしいと妄想していた事を思い出しました。
イマドキの子はドライなので、ルービックキューブ(15,000ポイント)あたりを狙うのでしょうか?それでも1,500単元ですから、かなり高い壁だと思います。
達成したときにはうれしいだろうなぁ。

そして、「スペシャル問題」はまだ出ていませんが、途中に出てくる「ボス」までの道のりが遠く、子供達が飽きてしまわないように興味を持続する仕組みなのでしょう。
ゲーム的な要素が入っていれば、楽しめそうです。

気になった点

4桁の数字はまだ次男は学校ではやっていなかったのですが、この点をサクッと理解できたのは良かったと思う反面、できるところまで進めてあるために、途中の問題から急に難易度が上がったような気がします。

これは、通信教育共通だと思いますが、今回のように横で親がついて教えてやりながらの利用ならば問題にはなりにくいですが、一人だけでやらせる場合には適宜不明点などを親が教えてやるくらいの気持ちは必要なのかな?と思いました。
RISUのフォローアップの教材は充実していると思いますが、このあたりは一般のお子さん向けに作られているコンテンツのあるため、一緒に見聞きして理解した方が良いかと思います。

今日の秘訣!

  • 算数は基礎の積み重ね!なので、できていないところからのやり直しはとんでもなく重要
  • 子供の勉強は小さい単元で区切り、達成感をたくさん味わえるようにすると続きやすい
  • ときには景品のような「にんじん」の力をかりるのも有効
  • 通信教育だからこそ、親も一緒に学び、その上楽しめればなおよい
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