埼玉県こども動物自然公園

1980年（昭和55年）開園した動物園。
200種を越える動物は一部放し飼いにされています。
埼玉県内最大の動物園で、中でもオーストラリア以外の動物園での展示が世界唯一となるクアッカワラビー（クオッカ）、日本国内では7カ所の動物園にしかいないコアラ、フンボルトペンギン、カピバラなどが有名です。

施設など、見どころ

2020/10/04現在、新型コロナの影響で事前登録制になっています。
必ず、ホームページから事前登録の上、おでかけください。

コアラを始めとした展示が豊富です。
そして、この動物園の特色として、放し飼いが多いことが特徴かと思います。

カンガルーやカピバラなど、すぐ近くで見ることができます！

所々に、子供たちが遊べる遊び場が設置されています。
動物園としてもレベル高いですが、散策する広場としても良い環境です。
年間パスポートが販売されており、近所に住んでいたらきっと購入してヘビーローテーションで遊びに行っていたと思います。

ビアトリクス・ポター資料館があります。
ピーター・ラビットの世界観のある建物で、可愛いものが好きな方は楽しめるかと思います。
私達は子供の挙動が心配で入ったことはありませんが、外から見たところでは、ファンタジーの世界のような雰囲気の建物でした。

今回(2020/10/04)は、今まで見たことがないくらいの混みようでした！

コロナの反動と、新しく仲間入りしたクオッカの効果でしょう。
9:10頃到着し、駐車した時点では入口から並び始め、駐車場の端っこまで到達し、折返しが始まっているような状況でした。

これが、列が進み入口近くになると、更に折り返しが出来上がっておりました。
多くの方が券を購入してから検温し、入場するのに通常よりも時間がかかっている事を差し引いても、かつて無い混雑だったと思います。

入口から入ると、既にクオッカの券(1日限定300名)は終了したとのアナウンスが。
まぁ、入る前から無理だとは思っていましたが、クオッカに会うためには結構早朝から頑張る必要がありそうです。
しばらくして、落ち着いたらまたチャレンジしたいと思います。

久しぶりに行ったせいか、あちこちかなりグレードアップしていました。
全体的に設備が新しく、きれいになっていて今後もいろいろ改修が予定されているようです。

通常、入ってすぐのところでシマウマと象がお出迎えしてくれるのですが、残念ながら新しいキリン舎の建設のために展示は行われていませんでした。
完成後に期待ですね！

次男はお出かけするとパンフレットを持ち帰って、眺めながら思い出を噛み締めるのですが、コロナ影響のために配布が中止されています。

園内のあちこちにあるQRコードを読み込んでPDFをダウンロードして閲覧するようになっていますので、手元で地図を見たい場合にはスマホは必須アイテムです。
紙パンフがほしい方やパケット節約したい方は予めPDFをダウンロードしてスマホに入れておいたり、印刷しておけばよいかと思います。

園内を走る「彩ぽっぽ」という電動の列車がありますが、名前の通り汽車の形をしており、勢いよく「ポーッ！」と汽笛のサウンドを鳴らしてくれます。

次男はそれを聞いてビビってしまい、今回は終始「動物何回見たら帰るの？」ばかり言っていました。
聴覚が敏感なお子さんをお連れの場合には、イヤーマフを忘れないようにすると良いと思います。

我が家では、今回の件で反省し使うかどうか分からなくても常備することにしました。

駐車場の手前にきれいなトイレが設置されています。
列に並ぶ前に済ませておくと良いでしょう。
全体的に屋外で古めという事でピカピカという感じではないですが、ウォシュレットが増えていて、掃除は行き届いています。

園内は広く、緑豊かなので、子供たちとの移動がてら森林浴を楽しむことができます。
私が気に入っているのは、「コバトンロード」周辺。
シカを眺めながら森の中を散歩する気分が味わえます。

もちろん、「コバトンロード」も素晴らしいです。
ただちょっと長男を連れて歩くには静かで道幅が狭めなので、並行して設置されているこちらの道のほうが歩きやすく、楽しめます。

東京方面から：関越自動車道「鶴ヶ島IC」から坂戸方面へ降り、国道407号で東松山方向へ。「宮鼻」交差点を左折、直進約3km
群馬方面から：関越自動車道「東松山IC」から川越・川島方面へ降り、「インター前」交差点右折、T字路「米山大橋(北)」交差点を右折、次の信号(「西本宿」交差点)を右折、直進1km。

時期によって変動あるようです。
また、混雑具合によっては早く開園することがあります。