我が家の次男は、知的障害はないものの発達障害の診断を受けており、特別支援級に通う小学校2年生です。
この記事では、最近ちょっと気に入って使っているおもちゃを紹介します。
きっかけは学校で書いてきた絵日記
次男は言葉や絵で物事を伝えることが苦手です。
なかなか成長の糸口はつかめず、どうしようかと考えて続けていました。
そんなとき、支援級の先生が毎日の生活を絵日記に書かせるという試みをしてくれている事を知りました。
最初は全く文章になっていなかったし、絵もランダムな線を書いているだけ…という状況でしたが、段々と文章としての体裁を取るようになってきて、自宅で遊んでいるゲームやテレビのことを生き生きと描いてくれるようになってきているのをみて、そろそろお話を組み立てることができるようになってきたかな?と感じ、いい練習ができるものがないかなと探していました。
そんなときに、発見したのがこのおもちゃ。
ストーリーキューブとは?
セットの中には9個のサイコロが入っており、6面には数字の代わりに様々なアイコンが書き込まれています。
一つ一つにはこれという説明は添えられておらず、遊ぶときに好きなように呼び名や意味を付けていく事ができるようになっています。
例えば、羊のようなマークは「ひつじ」とでも「牧場」とでも表現することができます。
また、時計のマークについては、そのまま「時計」としてもいいし、「時間」という表現に使ってもいいわけです。
もちろん「ストップウォッチ」や「タイマー」もありです。
と、こういう感じに自由に解釈する余地が多いのがこのサイコロのミソ。
これを9個振って、出た絵を使って一つのストーリーを話すという…というアナログでシンプルな遊びですが、大人がやってもなかなか面白いものがあります。
実際、遊んでみて
我が家の次男の場合、最初から9個を使うのは難しいかな?と思い任意の3個を選んで話を作るところから練習しています。
例えば、上の写真から、「テント」「虹」「亀」なんかが出たりしたら、
キャンプ(「テント」)に来たら、大きな亀のいる湖に来ました。
そこにはきれいな虹の橋がかかっていました。
・・・あまり、うまいストーリーではないですが、ご勘弁を汗
こんな風に、サイコロを使ってストーリーを交互にお話するというゲームをやります。
今のところ、次男は最後は戦いになるオチが多いですが、そのうちに違うパターンが増えてくれるのではないかと期待しています。
おすすめの使い方
- 数が多くなると複雑になりすぎて難しくなるが、3個くらいなら単純なお話を作りやすい
- 子供と同じルールで大人も参加してやってみると、どういう風に使えばいいのか学べる
- 絵をアクロバティックな解釈で読み取っても、それはそれで受入れてしまおう
- 一緒に楽しみながらやれば、楽しい時間が過ごせる