知的障害児のPCR検査について

子供と付き合うコツ
この記事は約4分で読めます。

鼻の奥に綿棒を差し込むのが難しいと思うお子さんは多いと思います。
我が家の長男くんもそんな一人です。

スポンサーリンク

発熱・倦怠感

それはある月曜日の朝。
いつもは元気いっぱいの長男くんですが、その日は食事も摂らずゴロゴロとしていました。
非接触型の体温計で測ると37.7℃あり、「もしやコロナか?」と緊張が走ります。
ひとまず、その日は病院で検査を受け、その後の方針を決めることとしました。

PCR検査、しかしこれできるのか?

PCR検査と言っても私が経験したことのあるものは大きく以下の3種類でした。

  • 綿棒を鼻に挿入するもの
  • 口腔内に綿棒を咥えて検査するもの
  • 唾液を採取するもの

がありました。

それぞれ以下の様なものでした

綿棒を鼻に挿入するもの

一番一般的な検査方法ではないかと思います。
経験した方ならすでにご認識だと思いますが、結構奥まで挿入するのでものすごい違和感とちょっとした痛みがあったりします。
長男くんはこの検査は未経験だったので暴れたりする心配があり元気がなかったこともありこの検査ではない方法を採ることとしました。
コロナワクチンとインフルエンザを同時に検査できるものもありますが、近所ではこの方式でしか提供されていないため、実施は難しいと判断しました。

口腔内に綿棒を咥えて検査するもの

1分ほど綿棒を咥えて唾液を検出するもので、苦痛も違和感も少ないので長男くんには適した検査方法だと思われます。
ただし、検査から結果が判明するまで数日間を要するため、陰性だった場合にはインフルエンザの検査もしたかったため、当日~翌日に結果がわかるものとしたかったため、こちらもあきらめ別の方式を採ることとしました。

唾液を採取するもの

唾液のサンプルを収集し、検査する方式です。
苦痛も少なく、比較的実施のハードルは低いと感じました。
この方式を採用しながら、最短で当日に結果がわかる病院が近所にあったのもあり、今回はこの方式を採ることとしました。

スポンサーリンク

いざ、病院へ

すっかり具合の悪い長男くんでしたが、幸い我が家の車は大きめのワンボックスでしたので車自体が簡易休憩所になってくれます。
予約した時間に余裕を持って到着し、受付をして駐車場の車の中で待機することにしました。

唾液の検査には結構な量の唾液が必要になる

診察前に検査キットを受け取り、検査容器をみたところ太めの試験管と言った感じ。
この容器の基準ラインまで唾液を入れる必要がある。
長男くんが頑張って唾液を出してみたところ、ちょっとラインに届いていないが時間になったからまぁいいかと出してみたところ、量が足りないとのこと。

診察が終わり、かなり頑張っているがまだ足りない。
そこで、

  • 梅干しなどの酸っぱい食べ物を想像する → 長男くんはちょっと無理っぽい
  • 顎の裏あたりをマッサージ
    多少効果があったようだ。
  • 口を閉じてぶくぶくとエアうがいをする
    これが効果があった。顎のマッサージと併用してなんとか必要な量の唾液を採取することができた。

PCR検査の結果

検査の結果、PCR検査は陰性でした。
連絡したところ、インフルエンザが学校で流行し始めているとの事で、クラスの半分くらいがお休みしていることのとこ。
これは多分インフルエンザだなという事になった。

翌日

陰性だったのでインフルエンザの検査を受けたが、この際に結局鼻の粘膜を採取する検査を行うことになるのだが、なんとか検査することはできました。
しかし、元気のない状態の長男くんにやらせるのは酷な検査だったので、一番具合の悪いこの日の検査は唾液でできてよかったと思います。

余談だが

インフルエンザが流行していると連絡があった翌日に学校に連絡すると休んでいる児童の中には、コロナにかかっている子もいたようだ。
前日に長男くんの検査ができており、陰性が確認できていて結果的には良かったが、結局のところそのまま学級閉鎖になり、翌週まで学校はお休みになることになってしまいました。

今日の「秘訣」!

  • 病院によって様々な検査を行っているので、やりやすい検査が受けられる病院を選ぼう
  • でも、選択肢のないときには心を鬼にして親子でがんばる
  • 個人の努力できる範囲は限定的。世の流れには逆らわず受け入れることも大事
タイトルとURLをコピーしました