言葉が伝わらなくても、伝わっているものがある

子供との生活
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重度知的障害の子どもと非言語コミュニケーション

言葉で説明しても、なかなか伝わらない。
何度伝えても、分かってもらえない。

そんな場面、ありませんか。

でも、言葉は伝わらなくても、伝わることがあります。

我が家には、重度知的障害をもつ子どもが居ます。

そして、言葉が通じにくいからこそ、気を付けていることがあります。

言葉が伝わらなくても、“態度”は伝わっている

結論から言うと、

言葉が難しくても、“態度”はしっかり伝わっています

重度の子供には「何を言ったか」よりも

  • どんな顔で
  • どんな声で
  • どんな空気で

関わったかの方が、影響することがあります。

言葉以外の情報は、思っている以上に伝わっている

例えば

  • 表情
  • 視線
  • 声のトーン
  • 距離感

こういったものは、全てメッセージです。

そして意外と見落としがちなのが、

話し方(速さやリズム)です

話し方も“見えない圧力”になる

  • 早口で話す
  • 途切れずに話す
  • 少し強い声になる

こういうとき、

内容が分からなくても

子供
子供

「なんか怖い」

という感覚は伝わります。

子どもは「理解」ではなく「感覚」で受け取る

ここが大事なポイントです。

言葉の意味を理解しているわけではないけれど、

  • イライラしている
  • 急いでいる
  • 優しい雰囲気

こういうものは、ちゃんと感じ取っています。

実際、言葉が分からない赤ちゃんでも、
親の表情を見て行動を変えることが知られています。

つまり、

人はもともと「言葉以外の情報」を頼りにしている

ということです。

うまくいかないときに起きていること

例えばこんな場面。

  • 手を止めずに声をかける
  • 無表情で対応する
  • 少し強いトーンになる

話している側では普通のつもりでも、

子どもにとっては「不安な空気」になります。

子どもが感じているのは「安心かどうか」

こんなとき、子どもが受け取っているのは、

言葉そのものではなく、親の態度から伝わる「安心」かどうか

です。

  • 落ち着いた雰囲気 → 安心
  • 速い動きや強い声 → 不安

少しだけ関わり方を変えてみる

いきなり大きなことを変える必要はありません。

ほんの少しだけ意識すれば効果は出てくると思います。

一瞬、手を止めて子供の方を見る

大人同士のコミュニケーションでも同様だと思いますが、

よそを見ながら話をされれば安心感につながります。

僅かな気遣いだけで空気が変わります。

少しゆっくり話す

それだけで圧が減りますし、

また、

ゆっくり話すことは、発話の弱い子どもが聞き取りやすい発音することにつながることもあります。

子どもは聞いている通りに発音しているからです。

声を柔らかくする

大人も同じだと思いますが、安心感が上がります。

動きをゆっくりにする

話し手が落ち着いて話すことで、聞き手の子供も落ち着きやすくなります。

大切な見方

子どもは、親の言葉を「理解」するのではなく、親の態度を「感じて」います。

まとめ

言葉が伝わらなくても、

態度は伝わっています

そしてその影響は、言葉が通じないからこそ、とても大きいものになります。

関わり方を大きく変える必要はありません。

「どう伝わっているか」を少し意識する

それだけで、子どもの反応は変わっていきます。

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この「安心かどうか」は、
子どもの状態に大きく影響します。

次は「安心できる環境」について整理します。

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本記事は重度知的の子どもについての記事ですが、ADHDの子どもについては以下の記事でも扱っています。

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