荒れてしまうのは、安心できていないサインかもしれない

子供との生活
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安心は、関わりの中で作られていく

落ち着かない。
すぐに荒れてしまう。
ちょっとしたことで崩れてしまう。

そんな様子を見ていると、
「どうしてなんだろう」と思うことがあると思います。

もしかするとそれは、
できないのではなく、安心できていないだけかもしれません。

安心できると、落ち着く

人は、安心できているとき、

  • 行動が安定する
  • 周りのことが見えやすくなる
  • 関わりを受け入れやすくなる

自然と安定した状態になることができます。
これは特別なことではなく、誰にでも起きていることです。

安心できていないと、荒れてしまう

子どもにとって安心できない状態とはどのようなものでしょうか。

  • 何が起きるか分からない
  • 急に変わる
  • なんとなく怖い

こんな状態になると、安心して落ち着くことが難しくなってきます。

その結果として、

  • そわそわする
  • 動きが大きくなる
  • 声が出る
  • パニックに近づく

という様子につながってしまう事があります。

こうした様子は「問題行動」と見られることもありますが、
実際には安心できていないサインであることがあります。

「できない」ではなく「状態」の問題

大切なのは、そのときの状態を見ることだと思います。

  • 安心できているとき → 落ち着いていられる。いろいろなことができる
  • 安心できていないとき → 荒れてしまう。いつもできることができない

同じ子どもでも、状態によって大きく変わることがあります。

安心はどこから来るのか

安心は、特別なことから生まれるわけではありません。

  • 次に何が起きるか分かる
  • いつもと同じ流れである
  • 急に変わらない
  • 怖くない

また、

  • 声が強くない
  • 動きがゆっくり
  • 落ち着いた空気

こうしたものも安心につながります。

安心は「避ける」だけでは足りない

前の記事では、
強い声や速い動きなどが不安につながることを整理しました。

確かに、それを避けることは大切です。

ただ、それだけでは十分ではありません。

安心は、ただ不安を減らすだけではなく、
安心の材料を少しずつ積み重ねて強化することができます

安心を作っていくための関わり方

安心は「大きな一つ」ではなく、
小さな安心材料の積み重ねで強化することができると考えています。

予測できる流れをつくる

特に言葉が伝わりにくい子どもにとって先が見えることは重要です。

  • 同じ順番で進める
  • 次に何があるか分かる

予測できることで、不安は大きく下がります。

変化させるときはゆっくりと

いつまでもずっと同じでいることは難しいです。
どうしても変化させなければならない時でも
ちょっとだけ配慮すると影響は軽減できると思います。

  • 急に変えない
  • 少しずつ変える

変化そのものより、「急さ」が不安を生みます。

関わり方を安定させる

会話やお話をするとき、少しだけ意識するとよい点として

  • 声の調子を大きく変えない
  • 対応の仕方を揺らさない

などがあります。
相手の関わりが安定していると、安心感も安定します。

「大丈夫そう」を積み重ねる

  • うまくいった経験
  • 落ち着けた時間

これが少しずつ増えていくことで、
安心は形になっていきます。

言葉よりも態度が伝わる

以前の記事で、言葉よりも態度が伝わるという話をしました。
安心も同じように、関わり方や空気によって作られます。

  • 表情
  • 話し方
  • 動き

これらが、そのまま安心につながっていきます。

少しだけ関わり方を変えてみる

大きく変える必要はありません。ほんの少しで大丈夫です。

  • 同じ流れを意識する
  • 少しゆっくり関わる
  • 刺激を減らす
  • 急がせない

これだけでも、安心しやすくなることがあります。

大切な見方

荒れているように見えるときも、
実際には安心できていないだけかもしれません。

そして安心は、関わりの中で少しずつ作られていきます。

まとめ

荒れてしまうのは、困らせるためではなくサインかもしれません。

  • 安心できていない
  • 状態が整っていない

それを行動で伝えている可能性があります。

そして安心は、

  • 予測できること
  • 安定していること
  • 怖くないこと

こうしたものの積み重ねで作られていきます。

次の記事へ

安心が崩れると、子どもはさらに大きく反応することがあります。

次は「パニック」について整理します。

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