我が家の子供達2人は小学校6年生で特別支援校に、小学校2年生で特別支援級に通っています。
段々と大きくなる子供達がケガを負わせたり、他の方のものを壊してしまった場合、弁償する必要が生じることがあります。
そんな時に補償してくれる保険商品について書いてみたいと思います。
成長とともに行動もダイナミックになっていく
長男は身長も伸びてきており、これからも大きくなるでしょう。
私も同じ年代の方と比べると大きい方(180cm程)ですが、子供達にはあっさりと追い抜かされてしまいそうです。
子供達が大きくなるにつれて、どんどん力も強くなってきます。
そのため、うっかりと物を壊してしまうなどのリスクが大きくなっていきます。
まだまだ小学生と思っていますが、先日聞いた話をきっかけにちょっと真面目に考えてみることにしました。
お隣の車のガラスを割ってしまった!
我が家の子供達はそれほどやんちゃではありませんが、知り合いのお子さんで健常児ですが活発な子がおり、家の周囲で遊んでいたそうです。
そして、落ちている石を使って遊んでいたところ、テンションが上って石を投げてしまったとのこと。
すると、運悪くお隣の家の車のガラスに直撃!
ガラスに傷がついてしまったそうでした。
もちろん、物を壊してしまったので弁償をしなければなりません。
その費用は、10万円強だったとのことでした。
我が子は大丈夫!?
我が家の子供達は、幸いにしてあまり暴れることはないようですが、学校生活の中で他のお子さんの持ち物うっかり踏んで壊してしまった!などはあり得ると思います。
また、パニックに陥ってガラスなどを壊してしまうなども状況によっては起きうると思いますが、その際にも弁償しなければならない責任を負うことが考えられます。
このような事故に備える保険として「個人賠償責任保険」という保険商品があります。
なお、先の車のガラスを割ってしまったケースでは、この保険により弁償するお金が支払われ、大変助かったとのことでした。
個人賠償責任保険とは
あまり聞き慣れない保険かもしれませんが、その名の通り、個人が過失により損害賠償席にを負った時に賠償額を補償する保険です。
多くの自動車保険や火災保険で特約として組み込むこともできますので、検討されると良いと思います。
内容 | 対象 | 補足 |
---|---|---|
補償 対象 | 家族全員 | 本人、配偶者、生計を一にする同居親族、別居の未婚の子が対象 |
補償内容 | 日常生活における事故によって生じた賠償責任を補償 | 業務中(仕事中)の事故は対象外 |
除外対象 | 借りたものを壊した場合 同居の家族を怪我させた場合 | |
その他 | 多くの火災保険や自動車保険の特約として用意されている。 | 自転車保険は本人のケガや死亡の補償であり、個人賠償責任保険とは補償範囲が異なる事が多いので注意。 |
本人のケガや死亡は保証されないので、別途保険が必要。 |
保険商品により、知的障害者や自閉症のお子さんが補償対象にならない(免責)保険もあるようです。
私は自動車保険の特約で個人賠償責任保険を契約する前にコールセンターで確認を取りました。
ご加入の際には事前に保険会社に確認をとってから加入するとよいかと思います。
特別支援校には専用の保険があります
知的障害教育校総合補償制度(こども総合保険)
一般的には保険の加入が難しい知的障害や自閉症のお子さんでも加入することができる保険です。
内容としては、子供本人が怪我をした場合の補償と上記の個人賠償責任保険を組み合わせた保険になっています。
ケガ・死亡等の補償については、お子さん本人のみとなりますが、個人賠償責任保険については家族全員が対象となります。
そのため、自動車保険などの特約で個人賠償責任保険を契約している場合には、補償の重複が発生しますので、特約を外すことでお金の節約ができるようになります。
また、こちらの保険は契約内容によっては、地震・噴火・津波による本人(子供)の死亡・ケガも補償の対象となります。
その他
特別支援学校知的障害教育校の在校生用プランとなっています。
団体割引になっているため、同様の保険に加入するよりも割安で加入できるとの事です。
特別支援校に入学された際に、説明会などで説明がありますので、詳しくは配布されるパンフレットをご覧の上加入の検討をしてください。
備えあれば、憂いなし
このような保険は、使わないことが最善であることは言うまでもありませんが、万一の場合に備えて加入しておくことをオススメいたします。
今日の秘訣!
- 誰も、事故を起こそうと思っている人はいない
- しかし、事故は毎日のように起きている
- 我が子や家族のためにも保険は検討したほうがいい