長男くんのレゴブロック遊び

おもちゃ・グッズ
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長男くんは特別支援学校に通う中学二年生。
重度の知的障害があります。

そんな長男くんが毎日のように遊んでいるおもちゃの紹介です。

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ジオラマが大好き

長男くんはジオラマが大好きです。
鉄道模型を走らせているコーナーやおもちゃ売り場のプラレールの展示などがあると喜んでいつまでも見ています。

そんな長男くんが大好きでよく遊ぶおもちゃはやはりジオラマを構成する

  • ミニカー
  • プラレール
  • レゴブロック

です。

他のお子さんと同様にスマホも大好きですが、YotubeをBGMにしてこれらのおもちゃで遊んでいることが多いです。

そんな中でも特に大好きなおもちゃがレゴブロックになります。
3歳頃から遊び始めているので、既に10年以上遊び続けてくれています。

レゴブロックの特徴

そんな長男くんの遊ぶ様子を見て感じた、レゴブロックの長所を挙げてみたいと思います。

適度な「リアル感」がある

レゴブロックはブロックにしてはかなり粒の細かい部品で構成されているため、乗り物などがリアルに表現されています。

単純なリアルさであればトミカなどに軍配が上がると思いますが、ブロックであることの長所とリアルさ加減が良いバランスで実現されている、非常に良いおもちゃだと思います。

このサイズ感も非常によく、建物をプラレールと組み合わせるとおもちゃにしてはかなりリアルな街並みが出来上がってくれます。

ミニフィグで空想の遊びが広がる

ミニフィグとは、レゴのセットに付属している人形のことです。

この人形、知っている方も多いと思いますが、一応人間形はしているもののそれほどリアルではありません。ブロックでできた人間の手足が少し動かせるというものです。

レゴのミニフィグの良いところは、レゴでできた乗り物にちょうどよい感じで搭乗できることです。

乗り物に登場させることで、プラレールのシート上の街で生活する姿を生き生きと想像できるのでしょう、こちらのような他のアイテムと組み合わせて遊ぶこともあります。

上の写真は、「イスも積もれば山となる」というパズルの部品とミニフィグを組み合わせ、皆の前にテレビとしてレゴのケーキショップのショーウィンドウを配置して教室を再現したようです。

適度なリアルさなので、抽象化しやすいため柔軟な発想でこのような遊びを見つけてくれるのもレゴの良いところだと思います。

癇癪や誤って落としても壊れることがない

中学二年生ともなると、知的障害があったとしても思春期を迎え、心が不安定になることもあります。

ときには癇癪を起こして手持ちのおもちゃを放り投げたりすることもありますが、他のおもちゃは頑丈であれば周囲の家具を傷つけ、軽いものは容易に壊れてしまいます。

その点、レゴであれば簡単にばらばらになってしまいますが、説明書さえ取ってあればすぐに元通りに復活できます。

長男くんが10年以上も遊び続けられるのもこのような弱さと頑丈さを兼ね備えているからだと思います。

「破壊と再生」を楽しめるようになってきた

中学生になると、長男くんは作業班などでものを作る体験を積んでくるようになりました。

その頃からだと思いますが、完成品のレゴブロックを自分で分解することを試みるようになってきました。

最初の頃は一度分解するとそのままになってしまったりしましたが、そのうちに間違った場所にとりつけ、ついにはある程度元の形に戻せるようになってきました。

ときには、微妙に違う場所に取り付けられていて違和感ないので部品がなくなった!と焦ることもありますが、それっぽい場所に取り付けられている事が多いです。

うまくできないと癇癪を起こしたりしますが、コレも一つの経験だろうと一緒に組み立ててやったりしています。

中学生になって難しくなった長男くんと共通の遊びができる機会を作ってくれるのもレゴの魅力の一つでしょう。

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買いやすい

レゴは大抵のおもちゃ屋さんで購入できるので、入手が容易なのも良い点だと思います。

誕生日やクリスマスなどのプレゼントに選ぶと「外さない」プレゼントとして重宝しています。

最初の1つ目はたくさんの汎用パーツが含まれていて、セット一つで複数の乗り物や建物が作れる「バケツ」のようなケースに入っているものが良いと思います。

注意点

魅力が多いレゴブロックですが、いくつか注意したほうが良いと感じる点もありましたので、挙げさせていただきます。

小さい部品が多い

適度なリアル感を構成しているブロックですが、非常に小さい部品も含まれるため、口に入れてしまう事が心配されます。

特にミニフィグの手で持つような道具や、小さいライトの部品などは口に入れないように中が必要です。

長男くんに与える際には手持ちの道具は取り外して与え、細かい部品は分解される過程で徐々にスペアパーツ置き場に移動させています。

踏むと痛い

細かいパーツを分解したり、落としたりして飛び散るとどうしても回収しきれない場合があります。

小さいパーツですが一つ一つの強度は高く、角もあるので誤って踏むと非常に痛いです。

落とした際になくなることもありますが、特殊な形状のパーツ以外は互換性があるのでセットが揃ってくると色違いでも交換するパーツは揃ってきます。

いかがでしたでしょうか?

レゴブロックは小さい頃から誕生日やクリスマスのプレゼントとして少しずつ増やしてきており、今ではメタルラックの棚一枚分にぎっしりと建物と乗り物が並んでいるくらい所有しています。

今日の「秘訣」!

  • レゴブロックは子供の成長に合わせて色々な遊び方ができる懐の広いおもちゃ
  • 共通の遊びなかなか見つからないときは、一緒に組み立てたりしてみよう
  • 小さい部品や、落ちたブロックには気をつけましょう
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