「昨日はできていたのに、今日はできない」
「やればできるでしょ?」
「なんでやらないの?」
発達障害の子どもや大人が、こう言われてしまう場面は少なくありません。
これは、「やる気」の問題なのでしょうか。
結論から言えば、これは能力の問題ではなく“ブレ(不安定さ)”の問題だと言われています。
結論:これは“能力”ではなく“ブレ”の問題
結論から言うと、これは
つまり
という状態です。
なぜ「できたりできなかったり」するのか
発達障害の特性の一つに、
パフォーマンスの揺れ(ブレの大きさ)があります。
同じ人でも
ということが起きやすいのです。
ブレが生まれる仕組み
このブレは、次のような要素で大きくなります。
① もともとの特性(不安定性)
発達障害では、注意や記憶、行動のコントロールが
安定して働かないことがあります。
② 認知負荷(情報の多さ・環境)
こうした状況は、脳の処理を圧迫します。
③ 状態(コンディション)
これらはパフォーマンスそのものを下げます。
④ 再現条件(環境ややり方)
人は「同じ条件」でないと、同じように力を発揮しにくいものです。
これらが重なると
「昨日はできたのに今日はできない」
という状態が生まれます。
なぜ「甘え」と誤解されるのか
この問題がややこしいのは、
という点です。
そのため周囲の人たちは
「できるはずなのにやらない」
=「やる気がない」
と判断してしまいます。
しかし実際には
です。
ではどうすればいいのか
ここが一番大切なポイントです。
発達障害の支援で重要なのは
です。
■ ① 認知負荷を下げる
■ ② 状態を整える
■ ③ 再現性を高める
■ ④ 外部化する
「見守る」だけでは足りない
よく「見守ることが大切」と言われますが、
それだけでは不十分です。
大事なのは
です。
まとめ
発達障害の「できたりできなかったり」は
です。
そして
この視点で、関わり方を大きく変えることができると思います。
