家庭が安心できる場所になると、子どもは挑戦できる - 自己肯定感を考える⑤

子供との生活
この記事は約3分で読めます。

家庭が安心できる場所になると、子どもは挑戦できる
― 自己肯定感を考える⑤

これまでの記事では

  • 癇癪が起きる構造
  • 自己肯定感が低いと何が起きるのか
  • 宿題が始められない理由
  • 子どもが挑戦を避けてしまう悪循環

について整理してきました。

そこで見えてきたのは

自己肯定感が下がると、挑戦そのものが怖くなる

という構造です。


スポンサーリンク

挑戦を避ける悪循環

子どもが新しいことを避けるとき、
次のような流れが起きていることがあります。

悪循環のループ
叱責
成功体験↓
自信↓
自己肯定感↓
挑戦回避
↺ さらに始められない

挑戦が減ると成功体験も減り、
さらに自信が下がってしまいます。

この循環が続くと、
子どもは少しずつ新しいことに挑戦しなくなります。


回復循環

しかし逆の流れもあります。

回復循環
受け止め
成功体験↑
自信↑
自己肯定感↑
挑戦しやすい
↺ さらなる挑戦

小さな成功体験が増えると、
子どもは少しずつ挑戦できるようになります。


「叱らない=甘やかす」ではない

ここで一つ、よくある誤解があります。

自己肯定感を育てるというと

叱らないこと

だと思われることがあります。

本記事でもそのようにお伝えしていますが、目指しているのは結果は同じものです。

叱るという行動の目的は、本来

  • 本人に気づかせる
  • 次の行動につなげる

ことだと思います。

これに気持ちが乗ってしまい強く出すぎてしまった接し方が

「叱る」という事で、「怖がらせる」事は副作用です。

つまり大切なのは

叱るかどうかではなく、次の行動につながる関わり方だと思います。


家庭でできること

では、家庭ではどのような関わり方ができるでしょうか。

ポイントは3つあります。


① まず受け止める

「なんでやらないの?」

と言いたくなる場面は多いと思います。

しかし、まず

「今日は難しそうだね」

と受け止めることで、
子どもは安心します。

安心できると、人は次の行動を考えやすくなります。


② 小さく始める

成功体験は
小さな挑戦から生まれます。

例えば

  • 1問だけやる
  • 5分だけやる
  • 途中まででもOK

こうした小さな成功が、
次の挑戦につながります。


③ できたことを伝える

結果だけではなく、
行動を伝えることも大切です。

例えば

「ちゃんと始められたね」
「少し進んだね」

こうした言葉は
成功体験をはっきりと認識させてくれます。


家庭の役割

学校や社会では

  • 評価
  • 比較
  • 失敗

が避けられません。

そのため、子どもは外で多くのストレスを受けます。

だからこそ家庭は

安心してエネルギーを回復できる場所

であることが大切です。


まとめ

子どもが挑戦を避けるとき、
それは「やる気がない」のではなく

挑戦するエネルギーが減っている状態

なのかもしれません。

家庭が安心できる場所になると、
子どもは少しずつ挑戦できるようになります。

小さな成功体験が増えることで、

自信はゆっくり育っていきます。

家庭は、子どもが挑戦するエネルギーを回復する場所。

毎日うまくいくとは限りません。
それでも、安心できる場所があるだけで、
子どもは何度でも挑戦することができます。

タイトルとURLをコピーしました