4コマ漫画は朝の楽しみにちょうどいい

子供との生活
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次男くんは特別支援級に通う小学4年生。
最近、新しい楽しみを見つけたようです。

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次男くん、漫画を楽しむようになる!

あまり本を読まなかった次男くんでしたが、「コロコロイチバン」という雑誌を買っていただいたのを機に漫画を楽しむようになってきました。
最近の雑誌は子供向けの総合情報誌のような内容になっておりマンガだけではなくゲームやおもちゃなどの情報も含まれています。
情報のインプットが少ない次男くんにはちょうどよいかなということで、ゲームや動画などには時間制限をかけていますが、マンガには特にそのような制限をかけずに楽しませています。

「コロコロイチバン」は私が子供の頃からあった「コロコロコミック」の兄弟誌で低学年向けに構成された雑誌のようでした。
3ヶ月ほどは発売日に本屋さんに行こうとまで言っていましたが、だんだん読む時間が減ってきて最近では新しいものを買うという事も言わなくなってしまいました。

以前、買った単行本が連載されている

そんな頃、どんな内容かな?と思い中身を読んでいるとちょっと気になるマンガが。

それは、ポケモンを扱った4コマ漫画で「ポケモン四コマ学園」というものでした。
テンション高く読んでいたので、お気に入りのひとつなんだなくらいの認識でしたが、なにか既視感があり本棚を探してみるとなんと、単行本の2巻が本棚に収まっていました。

以前、旅行に行った際に宿で退屈をしないようになにか本をと思い、数冊買ったうちの一つでした。
当時はまだ内容も理解できず、そのまま数年間の間放置されていたのでした。

成長により、楽しめるように

そんな「ポケモン4コマ学園」でしたが、「コロコロイチバンに出ている漫画だよ」と渡してみたところ、これが大のお気に入りに。
数年間放置されていたことが嘘のように、毎朝の楽しみになってくれました。

この漫画の良いところを挙げてみたいと思います。

かわいい絵柄

次男くんは高学年男子ですが、未だにぬいぐるみが大好きなです。

彼にとっては劇画のようなリアル路線の絵よりも、かわいらしいデザインのポケモンが更にデフォルメされている絵柄が気に入っているようです。

あるようでないストーリー

タイトル通りポケモンの学校生活を描くストーリーとしていますが、難しい共通テーマなどはなく、ポケモンたちの学校での楽しい事件が描かれています。

もちろん、毎日こんな事件が起きているわけではないでしょうが、基本的にはポケモンたちがその能力を使って大騒ぎしているような様子が描かれます。
小学生の日常に近いのではないかと思うような内容です。

悪く言えば、ストーリーがないとも言えそうですが、次男くんにとっては理解しやすい・入りやすい内容だったのだと思います。

4コマ、というテンポの良さ

4コマ漫画は起承転結が一コマずつ描かれ、テンポよくポケモンたちの生き生きした姿が描かれていて、楽しい内容になっています。
そして、1ページでいくつもの話が読めるというスタイルは、Youtubeや映画などをどんどんスキップしたり、巻き戻して繰り返し楽しむ次男くんにはちょうどよい長さなのではないかと思います。

漢字にルビが振られている

私は、子供の頃「週刊少年ジャンプ」でいろいろなものを学びましたが、その中でも地味に良いと思っている点は、難しい漢字の読み方に触れる事ができるというものでした。

流石に、中二モード全開の難読漢字が列挙されるような事はありませんが、日常使う言葉が漢字で書かれ、ルビが振られているので漢字のよみを自然に覚えているようです。

一緒にテレビを見ていると、難しい漢字を読んでいたりして驚くことも増えてきました。

「楽しみ」による副次的効果

何かを楽しみにするようになってくれると、いろいろなものが副次的に広がってくれます。

上に上げた漢字の読みもそうですが、ストーリーが少ないとは言え文字だけの本を読むのと同様に擬似的な体験を積むことができるため、思考を深める効果もあります。

また、次男くんの場合には動画を含めた複数の楽しみが生まれたために

  • Youtube、動画、漫画と時間の管理を行う必要が出てきた
  • 今持っている漫画以外にも売っている本があるため、買いたくなる
    結果、お金の管理が必要になった

等、生きていくために必須となる「管理」を経験として学ぶことができました。
欲しい物もなく一つしか楽しみがなければあまり悩む必要のない事柄ですが、複数の楽しみが生まれる事によって初めて経験することができる悩みではないでしょうか。

親が押し付けでペナルティを課すやり方でもこのような体験は可能だと思いますが、やはり自発的体験での学びは大きいのではないかと思います。

今日の「秘訣」!

  • 楽しみから学ぶことは身につきやすい
  • 買ったときに反応が悪くても、成長により追いつくこともあるのでがっかりしない
  • 楽しみは1つではなく2つ以上持つと広がりが出てくる

お子さんの趣味は多様ですが、我が家では今のところこの「ポケモン四コマ学園」と学年別に編集された「ドラえもん名作選」がお気に入りで読んでいます!

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